Magic Hat Tech Blog

マジックハットエンジニアによる、技術者、システム管理者向けブログです。企業、教育機関でのAppleデバイス活用、世界基準のセキュリティ、BIによるビジネス分析、データビジュアライゼーションまで、幅広く発信していきます!https://magichat.jp

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マガジン

  • イベント関連

    MHメンバーが参加した海外・国内イベントに関するマガジンです! イベントの感想、セッションのまとめ、海外出張のコツ点などを紹介します。 ぜひ、イベント参加を考えている方はご参考にしてください〜

記事一覧

これは便利!ワンタッチで再キッティングを可能にする Return to Service 機能

Jamf Pro + Microsoft Entra ID で macOS プラットフォーム シングル サインオン (PSSO) を構成する

JNUC2024: Recap & 経験

Appleデバイス管理の新基準!JamfのReturn to Serviceについて

【Jamf Pro】 新ツール「Setup-Manager」 を使って Mac のセットアップをやってみる

「Domoで変わる働き方  〜大きく変わる日常業務〜」

【Jamf Connect】 Mac のローカルアカウントを管理者権限に昇格させる

【Jamf Connect】 Microsoft Entra ID 条件付きアクセスの意図しないブロックを回避する  〜その2:設定編〜

【Jamf Connect】 Microsoft Entra ID 条件付きアクセスの意図しないブロックを回避する  〜その1:概要編〜

Google Sheetsで一括更新!ツールご紹介

Jamf Protect の「ネットワーク隔離ワークフロー」のつくり方

数分でできる!削除したアプリの再インストール

Jamf Proの新機能 Jamf Remote Assist を使う

Objective by the Sea 2023 のまとめ

海外でのカンファレンス参加:2023年「Jamf Nation User Conference」まとめと感想

JNUC2023:登壇した経験 & Tips

これは便利!ワンタッチで再キッティングを可能にする Return to Service 機能

Return to Service (RtS)とは  MDMによる遠隔管理を利用し、店舗や会社の支店・支社で、たくさんのiPad や iPhone を運用されているケースがあります。  現場の利用者としては、そうした端末の初期化・再設定を自分でできたらいいのに、、と感じたことはないでしょうか。不具合時や利用者の変更などの際、IT管理者や外注業社に依頼を出して、数日がかりで作業完了を待つケースもあるかと思います。  MDMの最新機能をいち早く利用可能にする Kandji 

Jamf Pro + Microsoft Entra ID で macOS プラットフォーム シングル サインオン (PSSO) を構成する

今回は、2024年5月にパブリックプレビューとなった Microsoft Entra ID macOS プラットフォーム シングル サインオン (PSSO)について、よくご質問をいただくJamf Connectとの違いや設定方法、気づいたことなどを書きたいと思います。 1. はじめに macOS プラットフォーム シングル サインオン (PSSO)とはmacOS プラットフォーム シングル サインオン (以下、PSSOとします)により、 Microsoft Entra ID

JNUC2024: Recap & 経験

15周年を迎えた Jamf Nation User Conference (JNUC)が、今年10月1日〜10月3日の3日間にわたって、ナッシュビルで開催されました。世界中から集まった Apple管理者、業界リーダー、技術愛好家が、企業環境における Appleデバイスの管理・セキュリティの最新技術を探るために集結しました。今年は2,500名の来場者と数千名のオンライン参加者を集め、JNUC史上最大の規模となりました。 Opening Keynote: 新機能の紹介JNUC2

Appleデバイス管理の新基準!JamfのReturn to Serviceについて

( 2024/10/29 さらに情報UPDATEしました!) こんにちは! 株式会社マジックハットでセールスをしております、菅野です。 noteはフリー素材が沢山あって、↑の表紙となる画像は色々と選べるのですが、それだとどうも記事の内容と合わないんですよね。。どうも納得いかない! ですので、私はヘタでも絵を描いております (決して内容に合ってるかも微妙ですが、、) さて!今回はAppleのデバイス管理に関する新基準!最新情報として、JamfProのReturn to

【Jamf Pro】 新ツール「Setup-Manager」 を使って Mac のセットアップをやってみる

こんにちは。今回は先日発表された Jamf の Setup-Manager というツールをご紹介したいと思います。 1. はじめに Setup-Managerとはひとことで言うと、Macのセットアップ時にセットアップ状況を可視化するツールです。 同じような機能をもつツールとして、以前弊社でもご紹介した Set Up Your Mac や DEP Notify 、Jamf Proの機能である macOS Onboarding 、その他Script等、様々なものがあります。

「Domoで変わる働き方  〜大きく変わる日常業務〜」

こんにちは、マジックハット セールスの菅野です! 今回はMDMといったデバイス管理の内容とは離れまして、弊社で扱っているDomoというツールのご紹介をさせていただきます。 Domoは、様々な企業が抱えている日常業務の課題を解決することができる、革命的なツールです! データに日々追われて、業務が大変!!皆様は様々な業界、それぞれの地位で日々お仕事をされていらっしゃる と思います。(ここからは私の過去の経験を含みつつあります、、) 社内の様々なデータの集計、報告書作成に関連

【Jamf Connect】 Mac のローカルアカウントを管理者権限に昇格させる

こんにちは。突然ですが、みなさんがお仕事で使用している Mac のローカルユーザには管理者権限はついていますか? 端末管理者からすると、端末利用者のローカルユーザアカウントへ管理者権限を付与するか否かは管理上大きな検討項目だと思います。 管理者権限を付与しなければ、セキュリティリスクを高めるような設定変更やアプリの導入を避けることができますが、反面、端末利用者側での自由度が下がりユーザ体験は悪くなってしまいます。 そのため、セキュリティリスクとユーザ体験のバランスを取って

【Jamf Connect】 Microsoft Entra ID 条件付きアクセスの意図しないブロックを回避する  〜その2:設定編〜

はじめに 〜その2:設定編〜 の位置づけ前回の 〜その1:概要編〜 に続き、下記のようなJamf Connect 利用時の条件付きアクセスによる意図しないブロック事象に対する対応の設定手順についてまとめます。 対応内容の詳細については 〜その1:概要編〜 をご覧ください。 <参考資料> Jamf のGitHub https://github.com/jamf/jamfconnect/tree/main/azure_conditional_access ここにある 1〜4

【Jamf Connect】 Microsoft Entra ID 条件付きアクセスの意図しないブロックを回避する  〜その1:概要編〜

Jamf Connect を導入する際、条件付きアクセスによる意図せぬブロックにあったり、多要素認証のエラーログが出て困っている方いませんか? Microsoft Entra ID の条件付きアクセスは、クラウドアプリにゼロトラストのポリシーを適用することで組織のセキュリティを強化する役割を持っており、多くのお客様で導入されています。ただ、Jamf Connect と共に使用するには特別な設定が必要なケースがあります。 ざっくり言うと、「すべてのクラウドアプリ」を対象に条件

Google Sheetsで一括更新!ツールご紹介

👋🏻 皆さん、こんにちは! マジックハット エンジニアのメリンダです。 Mac管理者の世界では、MUT というツールを聞いたことがあるか、または使ったことがある方がたくさんいらっしゃると思います。 MUT は、Jamf Pro のインベントリレコードの一括更新ツールで、手作業でのレコード更新の手間を減らしてくれる便利なツールです。 我々も何年も頼りにしてきて、多くのお客様にもお勧めしてきました。 💦 MUT を使用していて感じた課題 MUT は macOS 専用アプリのた

Jamf Protect の「ネットワーク隔離ワークフロー」のつくり方

セキュリティツールが怪しい振る舞いやマルウェアの挙動を検知した際、その時点では原因や詳細がよくわかっていない場合が多く、状況を悪化させないために問題が発生した端末を「ネットワーク隔離」することがよくあると思います。 ネットワーク隔離により端末に接続可能なネットワークをブロックすることで、端末からインターネットに接続不可になります。逆に、インターネット(攻撃者等)から端末にも接続不可になります。端末がネットワーク隔離されている状態でセキュリティーチームがインシデントを調べたり

数分でできる!削除したアプリの再インストール

悪意の有無に関わらず、重要なソフトウェアが削除されるリスクはどこでも発生しえます。対象のソフトウエアが業務上重要なアプリであれば生産性の低下、セキュリティ上重要なものであった場合はセキュリテイ上の脅威にもさらされてしまいます。 今回ブログでは、Jamf Pro と Jamf Protect の強力な組み合わせを利用して、特定のアプリケーションが削除された場合に、自動的に再インストールするための方法をご案内したいと思います。 前提・概要アプリの削除には以下の2通りあり、  

Jamf Proの新機能 Jamf Remote Assist を使う

今回は、Jamf Pro 11.1.0より公開された「Jamf Remote Assist」の機能について書きたいと思います。 Mac端末の利用者サポートをしていると、「利用者がトラブルを訴えているのはわかるが、何を言っているのかがわからない。操作している画面が見えれば・・・」と思うことよくあると思います。 そんなときにお手軽に利用できるよい機能だと思います。 それでは、さっそく始めましょう! 1. Jamf Remote AssistとはJamf Remote Ass

Objective by the Sea 2023 のまとめ

Objective by the Sea(OBTS)カンファレンスは、macOS セキュリティの最新の脅威やトレンドについて発表する年次イベントで、セキュリティ研究者、エンジニア、および実務者、Mac に興味を持つ人が集まります。今年のカンファレンスは2023年10月9日から13日まで、スペインのマルベーリャで開催されました。 Objective by the Sea 名前とは? 「Objective by the Sea」という名前は、言葉遊びです。主催者(Patrick

海外でのカンファレンス参加:2023年「Jamf Nation User Conference」まとめと感想

初めまして。マジックハットで、マーケティング担当をしているグレースと申します。今回、弊社がGold ResellerであるJamf社が、今年9月に開催した「Jamf Nation User Conference (JNUC) 」への参加レポートをお届けします。アメリカ、テキサス州オースティンで開催されました。これはJamf社が年に一度、3日間にわたって開催し、最新製品情報や活用や運用ナレッジをユーザーとパートナーが共有するイベントです。Apple製品を利用する教師、企業のIT

JNUC2023:登壇した経験 & Tips

こんにちは。エンジニアのナトニチャです。 9/19〜9/21の3日間にわたって、アメリカのテキサス州オースティンで開かれたJamf社主催のユーザカンファレンス JNUC(Jamf Nation User Conference)に参加し、自分で開発したセキュリティワークフローについて発表をしました。 JNUCは世界中のJamf製品を使用しているユーザや、Apple製品を管理しているITアドミンが集まるイベントです。 このイベントでは、Apple端末の管理やセキュリティ等に関連し