2023 春 やってみたい macOS 自動セットアップ の新トレンド
読者の方は新入社員向けに Mac を配布する準備の真っ最中かと思います。 Jamf Pro 等の MDM を使い自動デバイス登録後に、Microsoft Office や Slack、Security ツールの自動インストールをするしかけの準備、テストに忙しい日々を過ごしているかと。。。
そんな中……ここでは、いくつか気になる話題や便利なツールを紹介したいと思います。
間に合うかわかりませんが、気に入りましたらトライしてみてください。
あと最後まで読んで良かったら、スキ💓 をつけてくれると励みになります。
Automaton 2 登場
USB-C プログラミングキーボードが twocanoes からリリースされました。
端末セットアップの際、キーボード入力で行っていたことを代行させることが可能です。
3つのボタンがあり、それぞれにプログラミングした動作を割り当て可能です。また、オートランモードもあり、USB-C に Automaton 2 を指すだけでボタンに割り当てられたプログラムが自動で実行されます。
また、3つのLED があるので、作業終了時に目視で確認も出来ます。
気になる方は、ソフトはダウンロードできるので先に確認してみてください。(製品のリンクのページ下部にあります。)
ちなみに、中身は arduino の LEONARDO でした。
Microsoft Office 配信の救世主
Jamf Pro から Microsoft Office を配信する際にサイズや手法、バージョン管理等でその面倒さを感じていました。
Chrome, Zoom, Slack は Policy と スクリプト の組み合わせで配信がサクッと出来るのに… VPP 配信、Jamf App Catalog 、AutoPkg、Package 丸ごとアップロード、どれも一長一短ありで… そんな中、Jamf Partner Program Manager の William Smith さんがリリース(メンテナンス)してくれました。
Download and Install Microsoft product.zsh
Policy とスクリプトで、いつでも Office 製品の最新リリースを配信できます。しかもパラメータ4 に、リンクのID を入れるだけ 笑
各種Office 製品はもとより、Edge, Intune Company Portal, OneDrive, Outlook, Remote Desktop, Teams もインストールできます。
(1) Script を登録します。
(2) 上記 Script を使用した Policy を作成します。
さよなら DEP Notify
Jamf Pro をお使いの方は、端末が自動デバイス登録後の各種ソフトの配信を DEP Notify 等で行っていました。しかし、DEP Notify はメンテナンスが2年も行われていなかったり、以前から上がっていますが…. Jamf Pro の Product Issue で特定の環境下で Policy が自動デバイス登録後 に動作しない問題が "ある時もあり" (Jamf Pro PI-004775 で検索してください)、かなりモヤモヤしていました。
その問題を乗り越えるために。。(Self Service をぽちっと押す必要がありますが) 新たなプロジェクト Setup Your Mac via swiftDialog が立ち上がりました。
詳しくは、弊社エンジニア Melinda が後日 こちらの Note で Blog にしてくれます。
Self Service でポチッと押す必要がありますが….
以上、Magic Hat のエンジニア中尾がお送りいたしました。